爪水虫の原因は靴にあった!爪水虫予防に有効な靴の選び方!
靴の機能や多様性の向上は、爪水虫の原因をつくっているといっても過言ではありません。足の安全を守る靴や、足をきれいに見えるおしゃれな靴ほど白癬菌が繁殖しやすい環境をつくっているのです。
爪水虫の増殖と靴の関係
爪水虫を含む水虫にかかっている人は、今や120000人を超えています。10人に1人が水虫に悩んでいます。高齢者になると、2人に1人は水虫にかかっています。「水虫なんて恥ずかしくて病院にいけない。」という若い女性など、潜在的な水虫患者さんを含めると、水虫にかかっている人はもっと多いと推測できます。
そして、水虫患者さんはどんどん増え続けています。
水虫患者さんの増加と、靴の機能性や多様性の向上には相関関係があります。
足は毎日コップ1杯の汗をかいています。靴は汗の逃げ場がなく、靴の内部の湿度はどんどん高くなって行きます。
しかも、一日を通して靴を履いている時間は長くなって行く傾向にあります。サラリーマンは朝家を出る時に靴を履いてから、夜帰宅するまで通気性の悪い革靴を履いています。
工事現場の作業員が履いている安全靴や、調理場で調理師がはく長靴は靴の中でも最も通気性が悪く白癬菌が増殖するリスクが高い靴になります。
自衛官やスポーツマンのような汗をかく人の靴も危険です。
そして、きれいな足をより綺麗に見せてくれるハイヒールや、足を長くすっきりと見せてくれるロングブーツも白癬菌の温床になります。
爪水虫になりにくい靴の選び方
では、爪水虫にかかりにくい靴はあるのでしょうか?
答えは「ある」です。
ただ、「このタイプの靴なら安全」とは一概に言えません。人それぞれ足の形に違いがあり、合うタイプの靴が違うからです。
靴選びのポイントは、次の通りです。
- 蒸れにくい
- 爪に負担がかからない
- 3~5㎝のヒールの靴
- 正しい姿勢で歩ける
- 長時間履いていても疲れない
- つま先に適度なゆとりのある
- アキレス腱に食い込んだり踵を圧迫しない
- 大きい方の足に合わせて選ぶ
皆が下駄や草履をはいて過ごせればよいのですが、現在の靴は通気性があまり良くないものばかりです。その中でも、ブーツや革靴は通気性が悪いので極力避けたいですね。とはいっても「仕事だから仕方ない。」「おしゃれだからはきたい。」という人は、時々靴を抜いて靴の中の湿度を下げてあげることをおすすめします。
ヒールが高い靴は爪に体重がかかります。血行が悪くなると、爪に入り込んだ白癬菌が増殖しやすくなります。爪を圧迫しないよう、つま先に適度なゆとりのある靴を選んだ方がよいでしょう。
爪水虫をつくらない靴のお手入れ方法
同じ靴を毎日履き続けることは避け、数足靴を用意してローテーションしたほうがよいですね。洗える靴はできるだけこまめに洗い、紫外線に当てて消毒します。
洗えない靴や、洗う時間がないという人は、除菌効果の高い消臭スプレーをかけてから乾燥させるとよいですよ。
一日でも、除菌する時間をとることで靴の中の白癬菌を消毒することができます。
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