水虫の塗り薬はなにがおすすめ?水虫の塗り薬の選び方は?
水虫の治療でメインになるのは塗り薬を塗ることです。水虫の塗り薬にはいろいろな薬があります。どういう基準でどんな薬を選んだらよいのでしょう?
水虫の塗り薬の種類
水虫の塗り薬の成分は、大きく2つに分けられます。白癬菌を殺す作用がある「主剤」と、主剤を溶かしている「基剤」です。
主剤には、次の種類があります。
- アリルアミン系:ラミシール(テルビナフィン)、ハイアラージン(トルナフタート)
- イミダゾール系:ニゾラール(ケトコナゾール)、アトラント(ネチコナゾール)、アスタット(ラノコナゾール)、ルリコン(ルリコナゾール)
- チオカルバメート系:ゼフナート(リラナフタート)
- ベンジルアミン系:メンタックス(ブテナフィン)
- モルホリン系:ペキロン(アモロルフィン)
また、基剤には次の種類があります。
- 軟膏
- クリーム
- 液
- スプレー剤
- ゲル剤
水虫の塗り薬の選び方
実は、水虫の塗り薬の主剤は、種類が多い割には効き目の優劣はほとんどありません。塗り薬の選び方で重要なのは、基剤の種類だと考えてよいでしょう。
基剤は、水虫の症状によって選びます。
水虫の状態がジュクジュクしていたり、かぶれなどがある時はアルコールを使っている液剤は刺激が強すぎ、炎症を起こす可能性があります。
皮膚症状が落ち着いているときは、基剤は好みの使用感で選んでも構いません。ただ、軟膏はべたべたとして気持ち悪く、かえって患部が気になってしまうことがあります。
クリームタイプは軟膏に比べてべたつきはなく、広範囲に塗ることができますが、やはり多少べたべたします。
べたつきが嫌な方は液剤を希望することが多いのですが、液剤はすぐになくなってしまうし、クリームタイプに比べて患部への浸透性が劣ります。
クリームタイプと液剤の短所を補っているのがジェルタイプです。
ジェルタイプはクリームのように良く伸びますがしばらくするとさらっと肌になじみます。浸透性はクリームと同じように良く、広範囲に塗ることができます。
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